🌸ツインレイはじまりの物語🌸
それから数日間、
彼のことなんかすっかり忘れて
まだ9ヶ月の娘っこ、
長男次男にたいせつな夫。
大好きな仕事に囲まれて
いつも通り楽しくすごした。
その日も仕事を終えて
次男くんと長女を迎えに行き
わちゃわちゃと晩ごはんの支度に追われて。
「かまってよ〜〜」と泣く長女を抱っこした
次の瞬間
一通のメールが届いた。
彼からだ。

(メールの一部)
彼のLINEのIDが記されていた。
ドキッ。とした。
すごく変な緊張感だった。
先日やりとりしてから、4日後のこと。
この4日間の間に、一体何があったんだろう。
普段、お客様と
個人的にLINEの交換なんてしない主義だし
そもそも男性と個人的にやりとりするなんて…。
そう思ったけど
瞬時に身体は、正直に動く。
=彼さんを友達に追加しました=
その後、「彼さん、LINEのIDありがとうございます!」
なんてLINEすればいいものを
なんとなくできずに、娘っこを抱っこしていた。
そうしたら、彼からすぐ
「にこさん、LINE登録してくれてありがとうございます!」
とLINEが。
とても無邪気な文面だった。
けれどなぜか、
わたしは、、、
激しい動悸と
ふるえる手。
ハンマーで頭を打たれたような
クラクラする感覚の中
今はまだわからない「何か」を予感したように
「はじまってしまった・・・!!!」
と、まだ晩ごはん作りが終わっていないキッチンの
流し台にもたれて
うなだれたのでした。
続きます!
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